株式会社KYK東日本
TEL 022-290-8130
バイオマス事業

バイオマスプラスチックとは
身の回りに有る食品廃棄物や間伐材を「再生可能な、生物由来の有期資源で化石資源を除いたもの」、つまり「太陽エネルギーと水や土といった自然を使って生物が作り出した様々な資源」という形で定義したものです。
100%植物由来の原料で生成したものは、燃やした場合でも有害物質であるダイオキシン等をだすこともありません。
(現在、一般的に流通しているレジ袋は、植物由来原料が25%~30%配合のものが主となっております。)
※弊社では、いかようの配合にも対応し製造いたしますが、将来的には100%配合でも安価に提供できるよう努めてまいります。
取扱い製品
■生分解性プラスチック加工前原料(ペレット状)
現状、日本国内はポリ乳酸の仕入れが困難になっております。
当社は、月間500tを安定供給出来ますので、お引き合いも数多くきております。

■バイオマスプラスチック既成加工品
■バイオマスプラスチックオーダー加工品


※容器の着色・文字印刷等のインクも植物由来で承れます
バイオマス製品製造技術

ツインスクリューグラニュレーターは生分解の原料となる粒を製造するためにドイツの技術を導入し特別な技術で組み立てられた機械であり、生産能力は最大6t/日です。
運転は自動操作で行われ、完成された粒はフィルム、シート、発泡製品に使われます。
当社での主要製品は、全て導入しているシート成型機(95型/75型)の製造ラインです。
操作システムはオムロン社製で完全自動生産を実現しました。
その大きな特徴は高い生産能力と品質の高さです。


正圧成型机は、製造速度が高く大量に製造することができます。
使用するシートの幅が0.3mm~2.5mmの間のもの、厚さは300mm~600mmの間のもの、例としてコップの形などの容器を成型するのに向いております。
負圧成型机はバイオマス製品の成型の制度を高く製造する能力があります。
製作できる商品の長さの幅は最大1200mm、60mmが最大の深さです。

当社の技術では、作業行程中に発生する産業廃棄物は全て再利用される(ペレットに戻す)為発生いたしません。
当社製品
植物性原料をベースにした分解可能な製品一覧


■バイオプラスティックの現状と課題
■メリット
●地球温暖化の防止
石油を原料とするプラスチックをバイオマスプラスチックに代替することにより、温室効果ガス(二酸化炭素)の排出量を削減することが出来ます。さらに、石油原料に代替することは、枯渇性資源である化石原料の省資源化にもつながります。
●循環型社会の形成
土壌還元される農業・土木資材として、また食品リサイクルを促進する食品容器として利用することにより、循環型社会の形成に役立ちます。
●農業等の活性化
使用後土壌に還元される農業資材等として利用するれば農作業体系の効率化・高度化についながることが期待されます。
■デメリット
●一般的に普及していないため高価である
●耐久性、機能性で若干劣る場合がある
●分解しにくいようにも作れるが、基本的には短期利用用途での物であるため分解し、使用中あるいは保管中に分解が進み、使用不能となる可能性がある
■高コストの理由
低コストで購入するために
●汎用プラスチックの少なくても1.5倍~2倍以上
●既製品の物が少なく型代や流通の費用がかさむ
●巨大プラントと設備投資が必要
●商社ならびに大企業の資金力によって開発されている
●流通網の整備が必要なので従来のものは高い
当社で行っている共同購入形式の利用という形です。
■共同購入でのメリット&デメリット
●メリットとしては単価が大幅に下がる
●初めての企業、少数の企業等でも参加が可能
●デメリットとしては自由が選択できない
●発注サイクルが自由に決められない。
●印刷や加工する場合には別途かかっていまう。
●オーダーで自由な形で作成することも可能です。
■商品発注までの流れ
オーダー製品発注の場合
①見積もり→②秘密保持→発注サイクル ③入金方法確認→④覚訳書→⑤工場視察→⑥売買契約書→⑦半金入金→⑧発注→⑨中国検品→⑩納品(日本検品)→⑪残金入金
共同購入の場合
①見積もり→②必要数量受付→③秘密保持→④覚訳書→⑤工場視察→⑥数量達成→⑦売買契約書→⑧各社半金入金→⑨発注→⑩中国検品→⑪納品(日本検品)→⑫残金入金
■当社流通
独占ルートで海外工場3社、国内工場2社の指定工場により製品を流せるため、絶対の自信がある上、どこの企業様よりも30~40%、価格を安く提供できる自身があります。
流通システム
国外提携工場
海外製造品(主に容器等)
工場発注
株式会社KYK東日本
注文
依頼企業
■これからの市場展開
ポリ乳酸・バイオマスプラスチックですでに一部の自治体のごみ袋・ドラックストアー等で使われています。
先進国である日本が一番遅れている現状になっております。
その為、行政等も、現在そのような方向へ動いております。
当社の製品は、それからの基準に則り、環境に優しい素材としてさまざまな分野から注目されているポイントとなっています。
■当社分解実験データ
以下はバイオマスプラスチックを使用し たマルチシートの分解実験です。
当社の製品は分解性をコントロールすることも製品によって可能です。
ただひとつ欠点をあげると少々コストが高くなっています事があることです。
1カ月後


2カ月後・・・
収穫の後は土に還るのでそのまま一緒に耕すことができます。

